麻生区は「土砂災害」の場所が市内で一番多い。大雨の前に、家で3つだけ決めておく
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大雨のニュースを見たとき、「うちはどうなんだろう」と思ったことはありませんか。麻生区の場合、気にしたいのは川の氾濫より、まず土砂災害です。
麻生区は、こんな場所です
麻生区役所の広報紙(2026年7月号)は、麻生区の特徴を次のように紹介しています。
- 土砂災害:谷戸(谷あいの地形)と山地が入りくんだ、起伏の多い土地。土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域が308カ所あり、川崎市で一番多い。
- 洪水:多摩川には面しておらず、大きな川は少ない。
- 内水:集中豪雨で、排水が追いつかず水があふれるおそれがある。
「自然災害の被害には、地域の特性も関係します」というのが区役所の説明です。まず、自分の家のまわりがどれに当たるかを知るところからはじまります。
家で決めておくこと3つ
自宅と通勤・通学のルートを見る/どこへ行くかを決める/情報の入口を決める。順番に、下で説明します。
川崎市のページ(2025年10月7日更新)では、区域の数は、麻生区が土砂災害警戒区域303、土砂災害特別警戒区域231で、どちらも市内の区で一番多くなっています。広報紙の「308カ所」とは数え方が合いません。理由は、確認できませんでした。
① ハザードマップで見る
川崎市は、麻生区について次の3種類のハザードマップを出しています。
- 土砂災害ハザードマップ
- 洪水ハザードマップ
- 内水ハザードマップ
探し方は、川崎市のホームページの防災のページです。見えづらい人や文字を読みづらい人向けに、耳で聴くハザードマップも始まっています。
見るときは、「うちが色のついた場所に入っているか」と、「避難所までの道が坂や谷を通るか」の2点です。
② 行き先を決める(避難所だけが避難ではありません)
区役所は、「『避難所』に行くことだけが避難ではありません」と呼びかけています。状況に応じて、3つから選びます。
| 行き先 | こんなとき |
|---|---|
| 自宅 | 浸水や土砂災害の心配が少ないなど、自宅が安全なとき。これを「在宅避難」といいます。自宅の中でも、浸水に備えて2階以上へ、土砂災害に備えて斜面から遠い部屋へ移るのも避難です。 |
| 親戚・知人の家 | 安全な地域に頼れる人がいるとき。身を寄せることを考えます。 |
| 避難所 | 自宅の浸水や土砂災害のおそれが高いとき。 |
行き先は、家族で1度話しておくと、いざというときに迷いません。
③ 情報の入口を決める
区役所が紹介している入口は、この3つです。
- 防災ポータルサイト(川崎市の防災の情報を集めたウェブサイト)
- かわさき防災アプリ(緊急情報や、避難所が開いているかどうか)
- メールニュースかわさき「防災気象情報」
どれか1つは、いまのうちにスマホに入れておきましょう。
警戒レベルが分かりやすくなりました
2026年から、気象庁の防災情報が変わりました。「レベル」と「避難の判断」がそろって、分かりやすくなっています。
- レベル1:早期注意情報
- レベル2:大雨注意報、土砂災害注意報など
- レベル3相当:大雨警報、土砂災害警報など
- レベル4相当:大雨危険警報、土砂災害危険警報など
- レベル5相当:大雨特別警報、土砂災害特別警報など
また、線状降水帯については、これまでの「半日前の予測」に加えて、発生の2〜3時間前をめざす「直前予測」が始まりました。
問い合わせ先
麻生区役所 危機管理担当(地域防災担当) 電話 044-965-5115
出典
- あさお区版 2026年7月号(麻生区役所) (「激甚化する災害に備える」)
- 川崎市「土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域について」(2025年10月7日更新)
- 川崎市「川崎市防災マップ(逃げるところなどの地図)」(2026年6月18日更新。麻生区役所 危機管理担当の電話番号を確認)
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