ハザードマップ、どこで見る? 麻生区で自分の家を調べる5つの手順
最終確認日
大雨のニュースを見て、「うちはどうなんだろう」と思う。でも、ハザードマップは何種類もあって、どれから開けばいいのか分からない。そのまま、後回しになりがちです。
この記事では、麻生区で見られるハザードマップの種類と、どこで見られるか、自分の家を調べる手順を、川崎市の公式ページをもとに整理します。最初は、自宅を見つけて印をつけるだけで十分です。
麻生区のハザードマップは3種類
川崎市は、災害の種類ごとにハザードマップを出しています。麻生区に関係するのは、次の3つです。
- 土砂災害ハザードマップ土砂災害に注意が必要な区域と、避難所などを地図にしたもの。麻生区版は2025年3月の作成版です。
県が区域を指定し、市が地図をつくって公表しています。 - 洪水ハザードマップ大雨で川があふれたとき、浸水が想定される範囲と深さ、地域の避難場所を示した地図。麻生区版は、多摩川・鶴見川の「浸水の深さ」と「浸水が続く時間」の地図が付いています。
- 内水ハザードマップ大雨で排水が追いつかず、水があふれたときの浸水の区域と深さなどを示した地図。麻生区版は2026年5月版が最新です。
水防法にもとづく地図ではない、と市のページに書かれています。
麻生区は、川崎市の中でも土砂災害警戒区域が多い区です(くわしくは、土砂災害の記事へ)。そのため、まず土砂災害ハザードマップから見る人が多いかもしれません。
自分の家を調べる5つの手順
土砂災害ハザードマップの啓発面には、使い方が7つの項目で書かれています。そのうち、はじめにやることを5つに絞りました。
- 見る方法を選ぶ
パソコンやスマホで見る方法と、紙で見る方法があります(下で説明します)。 - 地図で自宅を見つける
土砂災害なら、自宅が「警戒区域」や「特別警戒区域」に入っていないかを見ます。洪水・内水なら、自宅の場所にどのくらいの浸水が想定されているかを見ます。 - 避難する場所を確認する
どこへ逃げるかを、地図の上で確かめます。災害の種類によって、使える場所が変わることがあります(避難所と避難場所の違いの記事へ)。 - 避難の道を決める
通れなくなる道もあるので、道は複数考えておくことがすすめられています。できれば、実際に歩いてみます。危ない場所がないかも見ておきます。 - 家族で話して、メモにする
決めたことは、家族で話し合って書いておきます。啓発面には、書き込める「わが家の防災メモ」のページがあります。
どこで見られる?
- 川崎市のホームページ
「防災マップ・ハザードマップ」のページに、土砂災害・洪水・津波・高潮・内水のハザードマップが並んでいます。区ごとのPDFを開きます。内水は、麻生区の「情報面」と「地図面」があります。 - ガイドマップかわさき「防災マップ」
市の地図サイトです。PDFが開きにくいときは、こちらを使うよう、市のページに案内があります。 - かわさき防災アプリ
洪水、土砂災害、津波、内水、高潮の危険区域を地図で見られます。現在の位置情報を使って、今いる場所の危険も確かめられます(市のアプリの案内より)。 - 紙の地図
洪水ハザードマップは、市役所本庁舎(かわさき情報プラザ2階)や、各区役所の危機管理担当、支所、出張所、道路公園センターで配っています。
川崎市は2026年4月から、「Uni-Voice Blind」というアプリを使い、現在地の洪水・高潮・土砂災害・津波のリスクを音声で読み上げる「耳で聴くハザードマップ」を始めています。視覚に障害がある人や、文字が見えにくい高齢の人向けです。
見るときの注意
- 土砂災害ハザードマップの区域は、地図をつくった時点のものです。追加や解除で、今の指定と違うことがあります。最新の区域は、神奈川県の「土砂災害情報ポータル」で確かめます。
- 洪水と内水のハザードマップは、2026年5月29日から、新しい防災気象情報にあわせて、避難に関する情報面の書き方が変わりました。浸水の想定区域そのものは変わっていません。
- 市は「浸水実績図」も公表しています。過去の大雨で浸水した場所の、おおよその位置が分かります。個々の家を特定するものではありません。
見ている人は、どのくらい?
麻生区の区民アンケート(2024年7〜8月に実施。18歳以上の2,000人に送り、1,138人が回答)で、家庭で取り組んでいる災害への備えを聞いています。(複数回答)
- 指定避難所や指定緊急避難場所の場所・経路の確認40.2%
- ハザードマップや防災マップの確認25.9%
- 特に何もしていない19.8%
これは、アンケートに答えた人の割合で、区全体の実数ではありません。ハザードマップを見ている人は、答えた人のおよそ4人に1人でした。
問い合わせ先
麻生区役所 危機管理担当(地域防災担当) 電話 044-965-5115
出典
- 川崎市「川崎市防災マップ(逃げるところなどの地図)」(2026年6月18日更新)と、同じ「防災マップ・ハザードマップ」の分類のページ
- 川崎市「土砂災害ハザードマップについて」(2022年7月6日更新。麻生区版は2025年3月作成)、同・麻生区版(啓発面)
- 川崎市「洪水ハザードマップ」(2026年5月29日更新)
- 川崎市上下水道局「内水ハザードマップで水害(内水氾濫)のリスクを知ろう」(2026年5月29日更新)
- 川崎市「浸水実績図について」(2026年9月29日更新)
- 川崎市「『かわさき防災アプリ』について」(2026年8月28日更新)
- 川崎市「耳で聴くハザードマップについて」(2026年5月20日更新)
- 川崎市麻生区「麻生区区民アンケート 概要版」(2025年1月)
- 川崎市麻生区役所 危機管理担当のページ
内容は変わることがあります。最新は公式の案内で確認してください。
掲載内容は最終確認日時点のもので、変わることがあります。営業時間・料金・予約や申し込みの方法など、正確な情報は、店舗・施設・主催者・役所の公式の案内でご確認ください。当サイトでは、掲載先についての個別のお問い合わせにはお答えできません。